2みなさんこんにちわ!シンヤKWBです。
今回はアダルトチルドレンや発達障害の問題の一つである、”無価値観”や”自尊心の低さ”と、を日常の3つの心がけで高めていく方法をお話ししていきます!
これで、”何かをしないと無価値な自分から、ありのままの自分で価値がある”マインドを手に入れることができます!
ポイントは”自分の感性で選び行動する!”ことです。
これを心がけることで複雑に絡みあった”自分が日頃感じているストレス”も同時に、確実に解決していくことができると思います。
それでは自分の感性とはなにか!?と言うところか3つのセクションに分けてお話しをしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!
はじめに〜自尊心、肯定感を手に入れる3つの思考〜
アダルトチルドレンやASD閉症スペクトラムといった発達障害の症状でもある、自尊心や肯定感の低さは、機能不全家庭による養育環境で自分の意思や感性に反した行動や発言をさせられていた事が原因として考えられます。なので”自分で選択し判断した、行動や考え方”をする事が、とても重要となってきます。
1.思考や行動が、”性格的”なものなのか、”学習的”なものなのか認識する。
普段の生活の中で、思考や行動には大きく分けて2種類のものがあると感じています。
それは”感覚的で原始的な性格的“なものと、“経験やトラウマからくる学習的“なものだと思います。
これら2つの性質に意識を向けることで、普段の何気なくとっている思考や行動に対して、自分で手に入れた感性なのか、養育環境で強要されてきた感性なのかを自覚する事ができます。本心は実は嫌だったことに気が付く事もできますし、今の自分の感性でどう判断するかを見つめ直すきっかけにもなります。
具体例をあげると以下のようなことがあります。
性格的な思考と行動
- 私は蝶々や蛾が大嫌いだ。理由は特になく生理的に受け付けない。
- 風を感じることが好きなので、自転車やバイクが好きだ。
- 誰かが亡くなることは、精神的な苦痛を感じるので嫌いだ。
経験やトラウマからくる学習的な思考と行動
- 私はお酒が嫌いだ。
- 昔から祖父が毎晩のように飲んで帰ってきては家族に迷惑をかけている様子を見ているため、お酒に対して、とても嫌なものを感じる。
- 私は服に興味がない。
- 自分で選んだ服は祖母に否定をされてきたので服に興味がない。
- 休みの日に休んだ気がしない。
- 働くことが人間の価値であり、休みの日は家でおとなしくしていろと、厳しく教育をうけた。
もちろん今の自分にとって、”その行動や思考が良いもの”であるなら再確認できる事で自信や自尊心につながってきます。
2.”できない行動”は実は”やれなかっただけ?”原因を掘り起こし、向き合う。
次はできない行動について考えてみましょう。
- ゴミを捨てられない。
- 片付けられない。
- 遅刻をしてしまう。
上記などの日常生活で周りはあたりまえの様にできることを、”後回しにしてしまい最終的にはやらないまま”になってしまう事です。目的や理由が頭ではわかっているし、時間の余裕があるにも関わらずできない事です。
これらのできない事を”性格だから仕方ない”で片付けてしまっては、もったいないんです。
できない事をできる様になろう!のチャレンジ精神ではありません、養育環境で受けたトラウマが原因となり本当は簡単にできる事なのに、やれなかっただけと言う事です。
いろんな著書で、上記のことは精神衛生面や生産性の観点においてやった方が確実に良いとされています。それができないのはなぜでしょうか?
それは自尊心や肯定感が低い時、”承認欲求が満たされるか満たされないかの基準”での基準で実行するか、実行しないかを判断している事が原因となっています。
要するに、”やった時にえられる承認欲求より”やらない時に得られる承認欲求が大きい”ということです。
機能不全家庭といった”自身の意見が肯定される事がほとんどない”家庭環境で育ってしまうと、当たり前の事からさえも、承認欲求を他者から求めてしまう事となってしまいます。
まずはメリットデメリットを書き出してみて、承認欲求ではなく自身の感性はどこにあるのかを考えてみましょう。私自身のケースだと以下のようになる。
- ◉片付けをやった時
- できて当たり前なので誉められない。(承認欲求は得られない。)
- 部屋が綺麗になる。(綺麗になった事がないので気持ちよさがいまいちわからない)
- ◉やらなかった時
- とくにうるさく叱られない。(もっと叱られる事があるので気にならない)
- やらない!って言える。(自分の意見を言える:承認欲求が得られる。)
- ちらかっていても気にならない(散らかっていた方が不安と向き合わなくて良いので◎)
承認欲求を基準にして考えると、断然やらない方が良いとなってしまいます。意見が通らなかった家庭では、意見が通る貴重な場面だったのかもしれない。
しかし現在、自尊心やなりたい自分を基準にして考えた時、片付けができた方が良いと思うのであれば、それが自身の意思であり感性であると言えます。
この様にできない事に向き合うことも、自尊心を育むために重要なことなんです。
3.自分で選択し判断し自己を明確にしていく。
ここまでお話しをさせていただいた”思考と行動”や”できなかった事”と向き合う事で、親や環境からではなく、今度は自分で選択し判断する段階を迎える事ができます。
今までの人生の思考や行動は、小さな頃の自分が一生懸命に生きてきた証ですが、あくまで”とらざるを得なかった事”で受動的な行動です。自分の意思ではなかったと思います。
それが”現在の無価値観や自尊心の低さ”として、現れているのではないでしょうか?
なので、思考や行動を自分の意思で選択し判断することができれば、他人に流される事なく自分の意志で生きる事ができると思います。
この小さ積み重ねが自己の成長と行動となり、自己肯定感を作り上げていきます。
まとめ
”根気強くゆっくり、ひとつひとつ自己肯定感を育ててる事”を心がけましょう。
”人間急には変われない”という言葉があるように、一度に変わろうとしても中々難しいものがあります。私の場合、およそ一ヶ月程度という短期間で全ての価値観を見直してしまい、途方にくれてしましました。なので焦らずゆっくりやっていきましょう。
最後に
私が肯定感の低さに気が付つく事になったのが、36歳で2度目のうつ病になってしまった事がきっかけでした。
精神科では投薬治療を受けましたが、また再発してしまうのではないかと言う不安がありました。根本的な解決には繋がらないと考え、自分で価値観から見直す事にしました。
価値観と向き合った時、アルトチルドレンの問題、発達障害の症状がある事、そして自分の無価値観と自己肯定感の低さと対面する事になりました。
自分の意思で判断したことが数えるくらいしかないこと、親から理由もなくただ押し付けられてきた基準で生きてきたこと、唖然としました。
この経験があり、定型発達の人とアダルトチルドレンや発達障害の人の肯定感の違いはどこから生まれるのかを考え、ひとつの提案としてお話しをさせていただきました。
この記事が、誰かの幸せの役に立ってもらえる事を心より願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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