みなさん、こんにちは!ココロの研究所のシンヤKWBです!
今回のテーマ”普通の楽しみが理解できない”悩みについてお話ししていきます。
結論
”僕らは感性を無視され、感情が芽生えない様に育てられてきた”
このブログにたどり着いたみなさんは、『必死に人生を楽しもう』とがんばってると思います。
大丈夫です!人生思いっきり楽しめる様になります!
簡単な改善策は2つです
”楽しめない原因を、親のせいにする”
自分の感性に自分で『いいね!』感情を育てる”
のたったこれだけ!
1.機能不全家庭の”厳しいしつけ”や”過保護”が感性を無視して潰している。
”しつけが厳しい家庭”と過保護な家庭”この2つの家庭はまったく反対の印象ですが、実は感性を無視して潰すと言う共通点があります。
それは”先回りをして子供に対して何かを教えてあげる”と言う事です。
先回りをして教えてあげると言う行為良い事じゃないの?と思ってしまいますし、私もそれを信じていました。親の気持ちとしては”子供の身の安全”や”失敗、挫折をしない様”に親心で声をかけているので疑いの余地はありません。しかしこれら行為は全て、子供の感性を無視もしくは否定した後、考え方や行動にレールをつけて感情を摘んでいく行為で、教えてあげるとはまったく別ものなのです。
まさかと思うかもしれませんが、以下の具体例をあげるとわかりやすいと思います。
- どこからか、お花を摘んできた子供が「ママお花きれい!」と言いました。
- 感性を感情に変える答え:「本当きれいだね!お花さんもきれいって言われて嬉しいね。」
- 感性を無視する答え :「それは雑草よ?もっと綺麗な花があるよ?道端の花は雑菌が…」
- 道に飛び出しそうになった子供に対しては
- 感性を大切にした注意:「危ない!でもボールを追いかけたんだね…でもママは君に車にひかれたら悲しい」
- 感性を無視した注意 :「道に飛び出すと危険だ!何を考えてるんだ!いつもお前はそうだ!話も聞かないでそうやって飛び出して!」
2つの具体例を見ると感性を無視する事が、どう言う事伝わったと思います。
とっさに「止まれ!危ない!」は仕方ないとしても、その前に親が危険を予測して、子供と話し合いをして確認をしておくが大切ですし、子供は結局忘れてしまうものとして、親が注意を払っていつでも助けられるようにして置くのが親の務めです。
子供は小さいながらも、自分の感性で興味を持った事に対して、相手がどの様な反応を示すかを見て、心の動きを感じで感情を学習していきます。そして感性に「いいね!」をしてもらう事で、その行動や感情に正しいと思える様になり、自己肯定感や自尊心につながりありのままで良いという安心を得るのです。
しかし感性への対応がないまま、行動や考え方だけを押し付けられた子供たちは、感情が芽生えるどころか、自尊心さえ傷つけられてしまいます。
この感性を無視する教育は、「子供は難しい話は理解できない」、「命を守るためには多少厳しくても仕方ない事」だと思っていました。しかしそれは間違いであって、私自身も長い時間の中で、「あなたのために」と言われ続けて親の愛情と錯覚させられてきたのです。
この教育こそが、”感性を無視して潰している事”だといえます。
2.感性を無視され否定された僕らは、何でも否定マン!&無感情マン!
このような教育で育った子供たちは、大人になると自分の感性で何かを感じても、感性どころか物事をすぐに否定をしてしまう癖を身につけてしまいます。
否定する癖は個人差があります。言葉や理論でわかりやすく否定する人もいれば、興味がないといって考える間も無く感性を抑え込んでしまう人もいます。まったく違うタイプの性格に見えますが、どちらにせよ否定する癖がついているといえます。
この否定する癖によって感性を感じる機会を奪ってしまい、感性を感じなければ感情も生まれてこないので、楽しむという事が理解できなくなるのです。
3.感性を感じるためには、ひとまず親のせいにする心がけ。
否定をしてしまう癖がある人なら、これまで何度も否定的な感情や考えを良い方向に考えて、努力をしてきたと思います。 色々な事を楽しむためには、自分の感性を感じる事がその第一歩となります。
どうするのが一番近道かと言うと、否定する癖はあなたの性格やあなたの一部ではないと自覚するのはいかがでしょうか?
要するに親があなたに強制的に植え付けた悪いもの=親のせいにしてもいいと思います!
親を恨んだり、憎んだりしろと言うわけではありません。ここまで命を守って育ててきた事には感謝をしなければいけませんが、ただ生きているだけで普通の人が楽しそうにしていることを楽しめないでいるのでは、人生を損しているじゃないですか?
だから親にその否定癖を一度返すと言う事なんです。そうするとすんなりと、自分が感じている感性が顔を出してくれます。
4.自分の感性に『いいね!』をしてあげる。
感性が顔を出してくれたら、まずその感性に『いいね!』をしてあげましょう。
まずは興味が『ある』『ない』『わからない』みたいなシンプルな感性で大丈夫です。
わからなかったら、「もっと教えて!」でいいじゃないですか?
そうすると今度は感情が顔を出してきます。その感情に対して行動するかをしないかを、考えればいいのです。
- ◉いいねの具体例
- 例文:「今度スノーボード行こうよ!」
- 楽しめない人「交通費高いし、寒いから体調崩す、危険だし、初心者だから楽しめないよ!」等
- 興味ある:「いいね!やってみたい!カッコ良さそう!雪好き!」(シンプルに感じたこと)
- 興味ない:「スポーツは全部苦手!寒いの嫌い!こたつでみかんが好き!」(自分の感性や経験)
- わからない 「初心者でも大丈夫?どれくらいお金かかるの?私でも大丈夫かな?」
- ◉行動を考える
- スケジュール・金銭面・危険の有無など…
5.注意事項
先ほどもお話しをしたように、親を恨んだり、憎んだりしてはいけません、確かに感性を無視され感情に対して無頓着になってしまいました。しかしそれは親もそう信じ込んでしまってるからなのです。
戦時中や寿命が短い時代であったり、命の安全という意味では良いのかもしれません。
ただ今の時代、感性を抑えて行動することよりも、感情で楽しむ事の方が多い時代だと感じます。人と人とのコミュニケーションにおいても、複雑な会話よりも表現豊かに感情を乗せて会話をする機会が多いですし、シンプルに感情で楽しめるエンタメも増えてきているのが現実です。
この時代の流れの中で、必然的に現れてしまった間違った教育の形であり生きづらさでもまります。
しかし親が私たちに与えた、感性を無視するという教育は、見方を変えれば、感情に左右されず危機を回避できる危険予測のスキルなのです。
何度も言います。親を恨んだり、憎んだりしてはいけません、でも感性を感じるために、親に一度だけ返しましょう!
6.まとめ
これで周りの人が普通に楽んでる事に対して、楽しめない理由がわかったと思います。
楽しい感情になれないどころか、否定してしまったり、楽しそうなコミュニティーから一歩引いてしまった事もあると思います。
しかしその楽しいという感情は、興味という名の感性を無視され潰され続けてきてた結果で、感情が生まれなかった事が原因だった事に他なりません。そして否定が癖になってしまったのです。
なので自分の性格として考えこまないで、一度親のせいにする事で親に返してから、自分は感性初心者!時には親しい友人に肩をかりて、自分の感性にいいね!をしてあげましょう。
そうすれば、楽しいという感情を思いっきり楽しめる人生が送れますよ!
7.最後に
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます!
私はアダルトチルドレンの症状に自覚をもってから、この答えい辿り着く事ができました。
前までは、寂しがりというのもあって、会話の中に入ろうとがんばってましたが、友人たちが話している内容の楽しみがわからない状態でも、周りは楽しいんだからそういう雰囲気のなんだと思い、その場に身をおいて楽しみを一生懸命感じ取ろうとしていました。
いつしか大人になり色々な知識を得ていくにつれ、普通の人が楽しいと言っているドラマや映画、旅行の楽しみがわからないと嘆くばかりではなく、馬鹿にもしてもいました。
時には自分なりの楽しみ方を見つけて、会話をする時に理論的で上から話す事をしたり、物事に対してはコレクションを集めたり、技術に対しては圧倒的に努力をしてみたりと、人とのコミュニケーションで、人より上にたち否定する事で楽しんでいたつもりにもなっていました。
しかし幼少期を見つめ直した時に、自分の無感情さに気がつきそれを取り戻す道の中で、感情は感性からきている事に気がつき、原因まで辿り着く事ができたという事です。
この方法を実行する事で、ずいぶんと色々なことを楽しめる様になったので、この記事がみなさんの幸せの手助けになることを心より願っています。
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