こんにちわココロの研究所シンヤKWBです。
今回はアダルトチルドレンやASD発達障害を持っている人の特徴のひとつである、
”話し方がきつい人”の性質を理解して改善していこうと思います。
たった2つだけ、思考・行動指示的な会話”と”感性、情緒的な会話”を知る事で解決できます。
そして改善策は『全力で一言だけ、良い感想を伝える!』たったこれだけです。
これで相手に”不快感”を感じさせたり、妙に上からで”偉そう”などといった悪い印象がなくなります!
コツを掴めば簡単な事なので、一緒に思考改善していきましょう!
※この記事では、話の物言いがきつい人に対してどう接するかのをお話ししています。傷つく言葉を故意に投げかけてくる人ではありません。
1.【話し方がきつい人】持っている話の性質
日常生活で話し方がきつい人のほとんどは、自覚はなく自身の性格の一部だと思っている人がほとんどです。ごくごく親しい間柄の人から指摘を受ける程度で、人間関係が広くない理由の一つとも言えます。
話し方がきつい人が周りに与えてしまう印象は
- 怒っている様な雰囲気を与えてしまう。
- 喜んでいるのか楽しんでいるのかわからない。
- 難しい言葉で上から命令をするような印象を与えてしまう。」
といった事があげられます。
加えて、妙に偉そうな態度であったり、まるで支配してくる様な印象を与えてきたりと言葉をぶつけてくる様な話し方に聞こえてしまいます。しかし当人は”実は相手の事を本当に心配”していたり、”相手の事を思っての発言”で悪意がなく気がついていない事がほとんどです。
なぜそんな言い方になってしまうのかと言うと、アダルトチルドレンや発達障害を持った人たちの養育環境である”機能不全家庭”や”毒親”のもとでは、しっかりとした会話をなされなかった事が原因としてあげられます。
機能不全家庭や毒親は別の記事でもお話しをしていますが、”厳しいしつけ”や”過保護”な教育の中で、親からの掛けられる言葉のほとんどが”考え方や、行動をどうするかという、指示的言葉”となってしまいます。
そういった家庭での会話と呼べない会話の中では、喜怒哀楽といった子供の感性は押さえつけられ、表情や話の抑揚といった”感情の表現もする必要がなく”なってしまいます。
結果、”思考・行動指示的会話”の中で育ってきたアダルトチルドレンや発達障害を持った人たちの会話の性質は、行動や指示をうけるためのコミュニケーションツールとしての性質となり、妙に偉そうな話し方や圧迫感を与える様な話し方で【話し方がきつい人】となってしまうのです。
2.一般的定型発達の人が持っている特性
では、アダルトチルドレンや発達障害の養育環境と逆にある、”一般的な家庭で定型発達”の家庭環境ではどの様な会話が行われているの見てみましょう。
幼少期にする会話を例にしてお話しすると、
- 〜昆虫を子供が捕まえて手で持ってきた時に〜
- ▷「お母さんみて!トンボ捕まえた!」
- 定型発達:子供の気持ちを汲んだ答え
- ▶︎「トンボ捕まえられたの?すごいね!かっこいいね!」
- 機能不全家庭:子供の気持ちに配慮しない大人としての行動を求める返答は
- ▶︎「え?虫?ばい菌がたくさんいるから、あとで手を洗ってね!」
というような内容になります。
この様に一般的な会話の中では、”子供の感性を尊重した返事”をしてあげています。
子供達はこういった会話の中で自分の感性を相手に認めてもらえる事ができるので、気持ちや感情をありのままの”表情”と”話し方の抑揚”で会話をするようになります。
なので一般的な人たちは会話の中に、感性や情緒と言った共感性のある会話の性質を持ち、相手の気持ちに配慮した言葉選びや、話の抑揚を表現することができるのです。
結果、ありのままの感性を認めてもらうことで、会話の中で自尊心や肯定感を認められて日々が充実していくこともメリットとしてあります。
3.どの様に改善していけば良いのか
この2つの”思考・行動指示的会話”と”感性・情緒的会話”を知ることができたら、答えはもう出ていると思います。
”思考・行動指示的な会話”は行動そのものの説明としての会話です。だとすると顔の表情や話の抑揚で表現するより、言葉を使って冷静に伝えた方がわかりやすいのです。
それを普段から使っていると、相手から話し方がきついという印象になってしまいます。また感じている感情は、表情や話の抑揚で表現されるのではなく、いろいろな言葉を使って表現されるので、難しい言葉や珍しい言葉が出てくるのです。それがより、硬くきつい印象になってしまうのです。
また思考・行動的な会話の性質上、相手の話の中に自分の行動が含まれていない会話のだと、まったく興味が持てないため返答に困ってしまいます。
これからは、話の中で”相手の気持ちや感性を尊重できるところ”に目を向けて、
表情も声もできる限り全力で一言だけで返事をしてはいかがでしょうか?
伝えた相手は、自身を尊重してもらえたことで、いろいろな話をしてくれます。無理に質問で返す必要はありません。
話し方がきつい人は相手の感情に触れる事で、自分の気持ちや感情を知る一歩にもなり、会話でお互いの存在を尊重し、肯定感を会話の中から得られる事に気が付けると思います。
体が固い人でも少しずつ柔らかくなるのと同じで、硬くなってしまった感情もすこしずつ柔らかくなっていくので焦らずゆっくりがんばりましょう!
4.会話例
例文「この間サッカー観戦に行ったんだよね!」
思考、行動的な解答:いつ?どうやっていったの?テレビでよくない?等
感性、情緒的解答:サッカー?素敵なだね!観戦ってドキドキするよね!等
例文「この間彼氏とデートに行ったんだよね!」
思考、行動的な解答:いつ?どこに行ったの?電車で?車で?彼氏ってどんな人なの?等
感性、情緒的な解答:デートって素敵ね!うらやましい!デートって楽しいよね!等
会話はキャッチボールともいいますが、無理に質問をして会話を進めようとしなくても、相手の気持ちや感情を代弁してあげる事で自然と話は転がっていくものです。
5.まとめ
最後に、私は今まで周りからきつい言い方だと指摘される度、謝り誤解を解いてました。改善をするために言葉をやわらかい言葉を選んだり、明るい声で話すようにいろいろな事を試してきました。書籍も読んできました。それらの情報を手に入れ試した所で、興味のない話に返事をしようとしても、結局は自分の気持ちに我慢をするだけでストレスが溜まる一方でした。いっそのこと、ストレスがたまるくらいなら、会話なんてしなくて良いと思ってました。
しかしアダルトチルドレンと発達障害の問題と向き合った時、自分の今までの会話は、相手の気持ちや自尊心を尊重しての会話ではなく、相手の思考や行動について会話をしていたことに気が付きました。そして会話のコミュニケーションをそれ以外の使い方をしてこなかった事に気がつきました。
そこから私は一般的な人たちと会話の性質が違うことに気がつき、なぜか考えたところ幼少期の生活が問題でした。
この2つの性質を知った事により、相手に自分の感情を汲んでもらえる喜びや、,相手の気持ちに触れて感情を知る事ができて少しだけいきやすくなりました。
なので、この情報が誰かの幸せの手助けになりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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